僕の仲間内で年始恒例行事があります。
徳島まで泊まりに行って釣りをして、宴会して、山を走る。という行事です。
千羽海崖トレイルランニングレース
縁あってこの大会に参加させてもらうことになったのですが、2018年の今年で第9回の大会となります。僕自身は第5回大会、6回、7回、9回大会と参加させてもらっています。
すごく良いコースなのでおすすめです。なんてったって僕のように普段走りこんでいない人でも気軽に参加できる13kmのショートクラスが設定されているからです。足を動かし続ければゴール出来る距離と時間って安心ですよね♪(ごめんなさい。意識低くて、、、)
当然ながら?人気は37kmのロングコースです。今回の第9回大会の参加者は約870名でしたが、ロング約550名、ショート約320名(男女、親子、カップル含む)というエントリー内訳でした。
詳細は公式ホームページで確認してもらえればと思いますが、断崖絶壁「千羽海崖」に設けられた険しいトレイルコースが特徴です。トレイルランナーの鏑木毅さんがプロデュースしているというところもミーハーな心を揺さぶられます。
ロングコースには波打ち際を走る?岩をよじのぼる?ような荒磯コースまであります。
千羽名物の長い長い階段をひたすらに登っていき、急に目の前にひらける太平洋の大絶景に息をのんでください。
それでは、トレイルランニングちょっと興味あるけど長い距離は厳しいなぁ、、、と思っている貴方の参考になればと思います。
コース紹介
ショートクラスは、ほたる村をスタートして大浜海岸まで山を走る13kmのコースです。
(参照:公式ホームページ)
ゴールとなる大浜海岸付近の駐車場に時間までに集合すると、ほたる村への送迎バスがピストン輸送してくれてます。バスに乗り込んだら僕の頭の中にはドナドナが流れます。
ほたる村に着くと受付をしてゼッケンを受け取ります。
スタート地点はこんな感じ。
今回4人でエントリーしていましたが、年末にインフルエンザを発症した阪本君は残念ながらDNSです。また来年一緒に走りましょう!
かめたろうに応援されてスタート
スタート地点ではかめたろうが応援してくれます。背負っている甲羅とか変わらないクオリティに安心感を覚えます。
スタートは後ろにいると大渋滞です。僕にはちょうどよいペースです。が舗装路に出てもしばらく混雑変わらないので、山道に入るまでの1.7kmで先行組とかなりの差がついてしまいます。タイムを意識する方は前に行きましょう。
スタートから山道入り口(白沢エイド)までダラダラとした登り坂です。途中に錦鯉を養殖している池があります。有名みたいです。
白沢エイド
第4関門と書いていますが、これはロングクラスの人用の看板です。彼らはここに来る頃には3か所の関門を経てるんですね、、、
ショートクラスの人からすると、まだ走り出したばかりなのでお腹空いてないし、のども乾いていないのですが、応援してくれる皆様の気持ちがうれしいのでついつい手が伸びます。残念ながらお餅は食べることはできませんでした。ごちそうさまです。
さぁ、山道だ!
と思っても、ここからもしばらくは渋滞です。(笑)
自分のペースで行きたい人は、スタートから白沢エイドまでの1.7kmのロードで目いっぱい飛ばして山道に突入したらよいと思います。山道はいると本当に抜けないんです。
僕?僕の今回の目標はケガなく完走することだったのでゆっくりと慎重に行きました。(イイワケ?)
2.5kmぐらいは気持ちいい山道です。でも縦列走行は変わりません。
と楽勝モードで楽しんでいると急にボスが登場します。
千羽名物「かなり長い階段」です。
一気に150mぐらい登ります。斜度も結構あるので足を消費します。
この白い建物が見えたら、一発目の階段はおしまいです。さぁくだります!
ん?一発目??
そう一発目。
千羽海崖トレイルランニングコース。
千羽階段トレイル。との異名も。。。
のぼってのぼって下って登る
階段ばかりなんです。
ロングコースの人はこれを往復するんですから恐ろしいですね。ゾクゾクしますね。
太平洋の絶景を楽しみましょう
登り下りはあるものの、ここからは海崖稜線トレイルです。
時折木々の間から見えるキラキラと光る太平洋と断崖絶壁などを楽しみましょう。
サンゴ礁が有名な無人島が見えます。
ええ天気。ええ景色。
でも、また登ります。最初の長い階段ほど長い階段はありませんので安心してください。
ただ、ちょくちょく階段の昇り降りがあるだけです(笑)
うわぁ、、、これ登るんかぁ、、、と軽くため息をついてください。
でもこの景色見えたらあと少しです。
登ってみて後ろを振り返ってください。
きっと爽快な気持ちになります。
千羽富士を越えたら遠くの山にチラリと日和佐城の屋根が見える!ゴールは近いぞ!
さぁ!最後の階段!(マタカヨ・・・)
登ったらこんな景色
親子クラスも一緒に走っています。お父さんと娘さん。
なんか、、、こう、、、すんごいうらやましくなりました。僕も子供が年頃になったときに一緒に走れるんだろうか・・・なんて想像しちゃったりしました。そのためには、強い父ちゃんでないといけないなぁと気が引き締まりました。
やっほぉ!ついにゴールの大浜海岸が見えました!もう階段地獄は終わりです。
日和佐城ふもとまで降りてきたら舗装路(2.6km)となります。僕はこのロードがなんせ苦手です。足が残っていないんですもん。。。
港(基本的に向かい風です)を通り抜けて、最後に八幡神社への道を抜けます。
やったぁ!ゴールです。
ウミガメが産卵しにくる美しい砂浜、大浜海岸。やっとです!
ゼッケンナンバーを見て司会の人が大きな声で声援を送ってくれる中ゴールテープを切ります。達成感が生まれる瞬間ですね。
しまい
普段トレーニングをさぼってしまっているのですが、この大会だけは毎年参加したいな。と思えるそんな大会です。その理由は、素敵な景色の中走れるってのも大きいのですが、友達と一緒に前泊し、釣りをして、鍋をして、お酒を飲んで大会にのぞむ。という体にいいことしてるのか悪いことしてるのかわからないことをしているのがたまらなく楽しいからなんだと思います。
今年も無事に完走出来たことを神様に感謝して、今年一年も楽しんで過ごしていきたいと思います。
トレイルランナーの鏑木さんと写真撮ってもらえました。
ほんま気さくで、優しくいい人でした。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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